泌尿器科医の徒然日誌

日々思ったこと、医療情報などを綴っています

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僕は普段あまりテレビを見ないのだが、大好きな番組がある。

それは、
プロフェッショナル-仕事の流儀-
である。


実は、この番組を僕が知ったのはかなり遅く(「プロジェクトX -挑戦者たち-」の時代は全く知りませんでした)、
僕の師匠の一人から「面白いテレビ番組がある!」
と教えてもらったのをきっかけにその後ずっと録画して観ている。

いやー、世の中にはすごい人々が沢山いますね~。本物のプロフェッショナル達が…。


番組制作スタッフの方々も、よくまぁこれだけすごい人々を探してくるもんだ… (「プロジェクトX」 の時代には、やらせではないかと批評も多く上がったとのこと)。

僕は、毎回この番組を観るたびにとてもインスパイアーされる。

実は、昨日も晩酌しながらこの番組を観てきたので、今日は元気一杯です。

よし。今週は大変な手術が多いけど、全て完璧にやるぞ~。



プロフェッショナル-仕事の流儀-」 観ていない方はお勧めです!

僕は、昨年の3月に大学病院を辞めて三愛会総合病院という「民間病院」に就職しました。

かと言って、大学が嫌だったわけではありません。(いや、むしろとても楽しかったです…。実は、昨日も医局の納涼会に誘っていただき恵比寿で楽しい時間を過ごしてきました)。

>じゃ、なに?

それは、自分自身で勝負したい(清水院長の力も相当お借りしてますが…)。
自分が今まで血の汗をかきながら修行してきた医療を民間病院で行う(いや、日々更に進化させているつもりです)ことをやりたいのです。




イメージとしては民間病院は大学病院などのhigh voleme centerと言われている所と比べると医療の質が落ちると思われがちですが、がん研有明病院や大学病院でやっていた(以上の)ことを三愛会総合病院でやって行く(気持ちを持ち続ける)事が僕の信念です。決して、決して妥協せず、質の高い医療にこだわり続けることを。。。

僕はまだまだ未熟ですのでどこまでできるかはわかりませんが、とりあえずとことん突き進んでいこうと思います

患者さんによく聞かれることがあります。

「その手術は簡単なんですか?」

僕はいつも返答に迷います。

なぜなら、


「どんな難易度の高くないとされる手術であっても、今よりもっとよい方法が絶対ある筈。毎回毎回、”前回よりも
少しでも進化した手術をしなければいけない”と思い、研究し、手術に望んでいる」


からです。

もちろん、患者さんに迷惑がかからない範囲内で改良を重ねているわけですが・・・。

これからも、よりより手術(医療)を、考えて、考えて、考えて、いきたいと思います。

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読者の皆様、いつもありがとうございます。
この一年間、このブログを書いてみて思ったことは、

① 三郷周辺の患者さん向けに発信するつもりで書き始めたのだが、読んでくださっているのはほとんどが医療関係者である
 ⇛三愛会総合病院の宣伝にあまりなっていない…(汗) 

(このブログにはアナライザーをつけていたので、一日のアクセス数、訪問者の訪問元都道府県、検索語句、使用プロバイダー などなどが僕にはわかっていたのでした。もちろん、誰がアクセスしているのか、含め、個人情報は一切わかりません。僕レベルのコンピューター知識では…。僕にはそこまで知る必要も無いですし・・・

② ①であることがわかったため僕自身、<医療ニュース>をそれなりに専門的なものにしてしまった
③ コメントを書いてくださる方が固定している
④ facebookの利用者がこの一年で激増した
⑤ facebookページの方が僕の目的には合っていそうだ。(ブログはどちらかと言うと一方通行、facebookページ気軽にコメントできるので、双方向にコミュニケーションができそう。)

などでした。



と、いうことで、ブログ→facebookページの方向で連動させていこうと思っています。ただし、連動させるものは僕が手動(融通を利かせるためあえて自動にはしません…)で行うので、ブログのほうにも目を通していてだけると幸いです。

ブログの内容に関しては、本来の目的(患者さん向けに発信)を再認識し、ラフな形で書いていこうと思います。
ただ、読者の方の中には <今週の医療ニュース> を楽しみにしてくださっていた方もおられるので、たまにはかたいことも書くかもしれません…。

つまり、メイン:facebookページ、サブ:このブログ でいきたいと思います。

再度、facebookページのURL
http://www.facebook.com/sanaikai.urology


今年度も宜しくお願い致します。

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タイトルの言葉は今年の日本泌尿器科学会総会で東北大学の荒井教授が仰ってた言葉です。
「なるほど。いいフレーズだな」と。思ったので今回使わせていただきます。
(荒井先生の許可は得てないですが…)

このブログは三郷界隈の方々向けに書いているつもりなのですが、複数の泌尿器科医の先生方から「ブログ読んでるよ」という連絡を頂きました。

ということで、今回はちょっとマニアックに…。

僕が以前
「僕が腹腔鏡手術(ラパロ)に手を出さなかった理由」(2011/04/11)
の記事の中で書いた、広範前立腺切除術(=拡大切除術)の直近の摘出標本を載せます。

腹側からの写真はピンボケしてるので直腸側から見たもののみ載せます…。

 泌尿器科の先生、または前立腺全摘も行っている外科の先生、それから(マニアックな)患者さんは通常の前立腺全摘術との違いをわかっていただけると思います。
より根治性を高めるためにデノビエ筋膜を前・後葉とも切除(つまり、摘出後の術野は若干の直腸前脂肪識と直腸筋層が見えてます)してます。精嚢は直腸側からみるとデノビエ筋膜に隠れて見えていません。。。

市中病院でも今まで同様 or それ以上にこだわってやっております。。。

今後もまだまだ、磨きをかけていきます。毎回、試行錯誤し、少しでも技術を進化させていこうとやっています。

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