泌尿器科医の徒然日誌

日々思ったこと、医療情報などを綴っています

2012年07月

来週は青森まで某病院の見学に行ってきます。

この病院がまたすごいんです!

青森だというのに 
(決してバカにしているわけではありません!少なくとも関東よりは情報収集が大変な地域、という意味です…汗) 
バンバカ情報発信してるんです。受信のみならず、発信する。これは、まさに僕が目指すことです!

なので、手術の技術は勿論、業務システムも含め盗める事を可能な限り盗ませていただくつもりで行ってきます。



ところで、僕は他院に手術見学に行くようになってそろそろ8年になりますが、そのきっかけは大鐘稔彦氏の「私が出会った外科医たち」
私が出会った外科医たち私が出会った外科医たち
(2002/09)
大鐘 稔彦

商品詳細を見る
を読んだことだったと思います(大鐘稔彦氏は、高山路爛のペンネームで医療漫画『メスよ輝け!!』、医療小説『孤高のメス』なども執筆されている方です。

しかも、今知ったのですが、さいたま市にある”西大宮病院”の院長もされていたようです…。
えーーーーーーーー、僕はこの病院に3年間行っていましたが全く知りませんでした…。
A先生、なんで教えてくれなかったんですかーーーーー!)。

ま、気持ちを落ち着かせて本題に戻り、、、
先週も、他病院で外科の先生とコラボでの手術をしに行ってきたのですが、やっぱり、人の手術を見る(いろんな人と手術をする)ということはとても勉強になります。外科医の流儀と泌尿器外科医の流儀の違い、一つ一つの動き、道具の使い方、考え方…などなど。
(院内でも清水院長とは三愛会に来て初めて一緒に働いたので、盗む事が沢山あり勉強になります。「そんなやり方があるんですかぁ。」ということも多々あります。)

大学にいた頃も、バイト(日本の医者はバイトをしないと食べていけないんです。特に大学病院の医者は…)を一コマ削って手術見学に行っていました(「この時間にバイトをしていればもう少し楽な生活ができるのに…」、という気持ちで行っていたので結構気合を入れて見学に出かけてました)が、これは今思い返しても凄く有意義でした。
ということで、今でも清水院長にお願いして定期的に手術見学に行っております。

今度の手術見学は大学時代の後輩(→彼がまた飲み助なのです…)と一緒に行くので飲み過ぎないように、しっかり見学してきたいと思います。

僕は普段あまりテレビを見ないのだが、大好きな番組がある。

それは、
プロフェッショナル-仕事の流儀-
である。


実は、この番組を僕が知ったのはかなり遅く(「プロジェクトX -挑戦者たち-」の時代は全く知りませんでした)、
僕の師匠の一人から「面白いテレビ番組がある!」
と教えてもらったのをきっかけにその後ずっと録画して観ている。

いやー、世の中にはすごい人々が沢山いますね~。本物のプロフェッショナル達が…。


番組制作スタッフの方々も、よくまぁこれだけすごい人々を探してくるもんだ… (「プロジェクトX」 の時代には、やらせではないかと批評も多く上がったとのこと)。

僕は、毎回この番組を観るたびにとてもインスパイアーされる。

実は、昨日も晩酌しながらこの番組を観てきたので、今日は元気一杯です。

よし。今週は大変な手術が多いけど、全て完璧にやるぞ~。



プロフェッショナル-仕事の流儀-」 観ていない方はお勧めです!

僕は、昨年の3月に大学病院を辞めて三愛会総合病院という「民間病院」に就職しました。

かと言って、大学が嫌だったわけではありません。(いや、むしろとても楽しかったです…。実は、昨日も医局の納涼会に誘っていただき恵比寿で楽しい時間を過ごしてきました)。

>じゃ、なに?

それは、自分自身で勝負したい(清水院長の力も相当お借りしてますが…)。
自分が今まで血の汗をかきながら修行してきた医療を民間病院で行う(いや、日々更に進化させているつもりです)ことをやりたいのです。




イメージとしては民間病院は大学病院などのhigh voleme centerと言われている所と比べると医療の質が落ちると思われがちですが、がん研有明病院や大学病院でやっていた(以上の)ことを三愛会総合病院でやって行く(気持ちを持ち続ける)事が僕の信念です。決して、決して妥協せず、質の高い医療にこだわり続けることを。。。

僕はまだまだ未熟ですのでどこまでできるかはわかりませんが、とりあえずとことん突き進んでいこうと思います

患者さんによく聞かれることがあります。

「その手術は簡単なんですか?」

僕はいつも返答に迷います。

なぜなら、


「どんな難易度の高くないとされる手術であっても、今よりもっとよい方法が絶対ある筈。毎回毎回、”前回よりも
少しでも進化した手術をしなければいけない”と思い、研究し、手術に望んでいる」


からです。

もちろん、患者さんに迷惑がかからない範囲内で改良を重ねているわけですが・・・。

これからも、よりより手術(医療)を、考えて、考えて、考えて、いきたいと思います。

200219_1586288740732_7989247_n.jpg

↑このページのトップヘ