今週の手術はPNL、HoLEPなどでした。
病棟は化学療法をされていた方々が、元気に帰って行かれました。
よく耐えてくださいました。。。
<今週の医療ニュース>
≪≫内は僕のコメント
●MRIが癌の早期発見に威力
6分半で全身拡散強調画像を撮る装置も登場
MRIの用途が広がっている。主に脳神経領域に用いられてきた拡散強調画像(DWI)を、体幹部に応用する技術が実用化。PETのように全身の腫瘍スクリーニングに活用する動きも出てきた。
今年5月、東海大病院でフィリップスエレクトロニクスジャパンの新型MRI装置「Ingenia 3.0T」の国内第1号機が稼働した。同装置の最大の特徴は、撮影時間が短くて済むこと。全身の拡散強調画像(Diffusion Weighted Image:DWI)が6分30秒ほどで撮影できる。従来装置の3分の1から4分の1の速さだ。完全デジタル化による信号強度比(SNR)の向上や、軸位断より撮影枚数の少ない冠状断で撮影するアプリケーションの開発などにより、それを実現した。
多くの医療機関では、MRIの1件当たりの検査枠の上限が30分程度であり、これまで全身DWIの施行は難しかった。Ingeniaなら、DWIにT1・T2強調画像を加えても通常の検査枠内で全身撮影が可能だ。東海大工学部医用生体工学科教授で放射線科専門医の高原太郎氏は、「ゆがみの少ない全身DWIが、頭部のMRAと同程度の時間で撮れ、ルーチン検査に組み込めるようになった点は革新的だ」と評価する。
DWIは、水分子の拡散現象の多寡を検出し画像のコントラストに用いる撮像法で、急性期脳梗塞の診断に広く用いられてきた。悪性腫瘍のように細胞密度が高い組織でも拡散運動が低下し高信号を呈することから、腫瘍イメージングの研究が進んでいる。
また、PETで用いる放射性医薬品(FDG)の排泄経路である腎、尿路、膀胱の病変検出はDWIが優れるし、肝臓もDWIが得意とする部位だが、癌の検出精度について一定の見解はない。今後、各地の臨床現場で全身DWIがルーチンに撮影されるようになれば、こうした検証が一層進むものと期待される。
≪これはすごく興味ありますねー。個人的には導入するならPET/CTよりこちらを導入してほしいです。MRIは癌の検出にも有用です。3テスラというのが使いにくくてネックですが。タトゥーやアイラインなどでもやけどをすることがあるので…≫
病棟は化学療法をされていた方々が、元気に帰って行かれました。
よく耐えてくださいました。。。
<今週の医療ニュース>
≪≫内は僕のコメント
●MRIが癌の早期発見に威力
6分半で全身拡散強調画像を撮る装置も登場
MRIの用途が広がっている。主に脳神経領域に用いられてきた拡散強調画像(DWI)を、体幹部に応用する技術が実用化。PETのように全身の腫瘍スクリーニングに活用する動きも出てきた。
今年5月、東海大病院でフィリップスエレクトロニクスジャパンの新型MRI装置「Ingenia 3.0T」の国内第1号機が稼働した。同装置の最大の特徴は、撮影時間が短くて済むこと。全身の拡散強調画像(Diffusion Weighted Image:DWI)が6分30秒ほどで撮影できる。従来装置の3分の1から4分の1の速さだ。完全デジタル化による信号強度比(SNR)の向上や、軸位断より撮影枚数の少ない冠状断で撮影するアプリケーションの開発などにより、それを実現した。
多くの医療機関では、MRIの1件当たりの検査枠の上限が30分程度であり、これまで全身DWIの施行は難しかった。Ingeniaなら、DWIにT1・T2強調画像を加えても通常の検査枠内で全身撮影が可能だ。東海大工学部医用生体工学科教授で放射線科専門医の高原太郎氏は、「ゆがみの少ない全身DWIが、頭部のMRAと同程度の時間で撮れ、ルーチン検査に組み込めるようになった点は革新的だ」と評価する。
DWIは、水分子の拡散現象の多寡を検出し画像のコントラストに用いる撮像法で、急性期脳梗塞の診断に広く用いられてきた。悪性腫瘍のように細胞密度が高い組織でも拡散運動が低下し高信号を呈することから、腫瘍イメージングの研究が進んでいる。
また、PETで用いる放射性医薬品(FDG)の排泄経路である腎、尿路、膀胱の病変検出はDWIが優れるし、肝臓もDWIが得意とする部位だが、癌の検出精度について一定の見解はない。今後、各地の臨床現場で全身DWIがルーチンに撮影されるようになれば、こうした検証が一層進むものと期待される。
≪これはすごく興味ありますねー。個人的には導入するならPET/CTよりこちらを導入してほしいです。MRIは癌の検出にも有用です。3テスラというのが使いにくくてネックですが。タトゥーやアイラインなどでもやけどをすることがあるので…≫